一つひとつの治療に真摯に向き合いたい

10年先も見据えた治療を

2025.09.05更新

三軒茶屋の歯科医院から地域雑学コラム
「三軒茶屋」という地名は、実は江戸時代にあった三つの茶屋に由来しています。

三軒茶屋歴史

 

当時、玉川通りと世田谷通りの分岐点に「角屋」「田中屋」「石橋屋」という茶屋が並んでいたことから、地域の人々に「三軒の茶屋」と呼ばれるようになり、それがそのまま地名になったのです。


三軒茶屋と歯の健康の意外なつながり
江戸時代、茶屋ではお茶や団子など甘いものも提供されていました。
砂糖は貴重品でしたが、摂りすぎるとむし歯を招くのは昔も今も同じ。
「甘味と歯の健康」という点では、当時の人々も悩まされていたのかもしれません。


現代の三軒茶屋で歯を守るには
現代では甘いものを手軽に楽しめますが、その分むし歯リスクも増えます。
三軒茶屋で暮らす皆さまにおすすめしたいのは:
・食後のブラッシング
・フロスや歯間ブラシの習慣化
定期的な歯科検診
地名の由来を知りながら、歯の健康も一緒に考えてみませんか?


まとめ
三軒茶屋という街は、昔の「茶屋文化」から名付けられました。
甘味文化と歯の健康は切っても切れない関係です。
三軒茶屋の歯科医院として、曽我歯科医院三軒茶屋は「地域の歴史を大切にしながら、皆さまの歯の健康を守る」ことを目指しています。

曽我達彦 院長

この記事の執筆・監修

曽我歯科医院三軒茶屋
院長 曽我 達彦(そが たつひこ)

日本大学松戸歯学部卒業。
東京歯科大学千葉病院にて歯科臨床研修医修了後、大手医療法人グループに勤務(分院長・理事を歴任)。
2006年に「曽我歯科医院三軒茶屋」を開院。
予防歯科・一般歯科・審美歯科・インプラント治療を4軸に、地域に根ざした包括的診療を行っている。

所属学会:
・日本口腔インプラント学会
・日本顎咬合学会

投稿者: 曽我歯科医院三軒茶屋

2025.09.04更新

審美歯科とは
「普通の治療と審美歯科は何が違うのですか?」とご質問をいただくことがあります。虫歯や歯周病を治す一般的な治療と比べて、審美歯科は「機能性」と「美しさ」の両立を目指す点に特徴があります。単に見た目を整えるだけではなく、健康的で自然な口元を守りながら、より快適な生活につなげていく治療です。

三軒茶屋の審美歯科

 

審美歯科の目的
歯科治療には大きく二つの目的があります。
機能の回復 … 噛む・話すといった機能を取り戻すこと。
見た目の改善 … 自然で美しい口元をつくること。
通常の治療は「病気を治す」「噛めるようにする」ことが中心ですが、審美歯科ではそこに「美しさ」を加えます。例えば、虫歯の詰め物をする際に金属ではなく自然な色のセラミックを選ぶことも、審美歯科の一つの形といえるでしょう。

 

主な治療法
・ホワイトニング
 加齢や飲食による着色を、薬剤を使って歯を白くする方法です。歯を削らずに行える点が大きなメリットです。
・セラミック治療
 金属ではなくセラミックを用いた詰め物・被せ物です。天然歯に近い透明感を持ち、見た目が自然であることに加え、金属アレルギーの心配がないのも特徴です。
・矯正治療
 歯並びや噛み合わせを改善することで、見た目と機能を両立させる治療です。従来のワイヤー矯正に加え、透明なマウスピース型矯正を希望される方も増えています。

 

普通の治療との違い
一般的な治療は「噛めるようにすること」「病気を治すこと」が中心です。一方で審美歯科は、機能を確保しながら「自然で美しい見た目」にも配慮します。
ここで大切なのは、審美歯科は見た目だけの治療ではないということです。健康な歯をできるだけ残し、噛む機能と見た目の両方をバランスよく整えることを目的としています。
「普通の治療と何が違うの?」という疑問に対しては、審美歯科は見た目を整えることに加えて、噛む機能や歯の健康も大切にする治療であると考えていただくと、より安心できるのではないでしょうか。

 

メリットと注意点
審美歯科の大きな魅力は、自然な笑顔に自信が持てることです。人前での会話や写真撮影の際に前向きになれる方も多くいらっしゃいます。
ただし、注意点もあります。


・多くは保険が適用されず自費診療になる
・医師の経験や技術により仕上がりに差が出る
・良い状態を維持するには日々のケアや定期的なメンテナンスが必要

 

これらを理解した上で、自分に合った治療法を選択することが大切です。

 

我歯科医院三軒茶屋での取り組み

曽我歯科医院三軒茶屋でも、一般診療に加え、ホワイトニングやセラミック治療など審美歯科のご相談を承っています。矯正治療については矯正専門医との連携を行っており、専門的な視点を踏まえたご提案が可能です。
私たちは見た目の美しさだけではなく、噛む機能や長期的な健康を重視しながら、患者さんに合った治療プランを一緒に考えていくことを大切にしています。

審美歯科コンサル

 

まとめ
審美歯科は「美しい口元」を整えると同時に、機能性や健康を守ることも大切にする治療です。ホワイトニング、セラミック治療、矯正治療などさまざまな方法があり、それぞれに特徴や注意点があります。
三軒茶屋で審美歯科を検討される方は、ぜひ一度ご相談ください。曽我歯科医院三軒茶屋でも、患者さんに寄り添った審美歯科の治療をご提案しております。

曽我達彦 院長

この記事の執筆・監修

曽我歯科医院三軒茶屋
院長 曽我 達彦(そが たつひこ)

日本大学松戸歯学部卒業。
東京歯科大学千葉病院にて歯科臨床研修医修了後、大手医療法人グループに勤務(分院長・理事を歴任)。
2006年に「曽我歯科医院三軒茶屋」を開院。
予防歯科・一般歯科・審美歯科・インプラント治療を4軸に、地域に根ざした包括的診療を行っている。

所属学会:
・日本口腔インプラント学会
・日本顎咬合学会

投稿者: 曽我歯科医院三軒茶屋

2025.09.03更新

大人になったら自然に歯磨きが上手くなる…本当にそうでしょうか?
小さい頃から毎日歯を磨いてきたから「もう正しく磨けているはず」と思う方が多いですが、実は大人になっても自己流のままというケースがほとんどです。


自己流の歯磨きで起こりやすいこと
・磨いているつもりでも、歯と歯の間や奥歯の溝に汚れが残ってしまう
・歯並びや噛み合わせによって、歯ブラシが届かない部分ができる
・結果として、むし歯や歯周病のリスクが高くなる


歯ブラシだけでは不十分?
実は歯ブラシだけで落とせる汚れは約6割と言われています。
残りの汚れは歯と歯の間や歯ぐきの境目に潜んでおり、これがむし歯や歯周病の原因になります。
そこで大切なのが…
・デンタルフロス → 歯と歯の間の汚れをキャッチ
・歯間ブラシ → 広めの隙間や歯ぐきまわりを清掃
これらをプラスすることで、ようやく「磨き残しを減らす」ことができます。

 

曽我歯科医院三軒茶屋でお伝えしていること
三軒茶屋の曽我歯科医院三軒茶屋では、歯科衛生士がお一人おひとりに合わせたケア方法をご紹介しています。
・歯ブラシの選び方や動かし方
・フロスや歯間ブラシの使い方のコツ
・ライフスタイルに合わせたセルフケアの工夫
「指導する」というより、一緒に習慣を見直していくサポートと考えていただければ嬉しいです。

 

まとめ
歯磨きは、大人になったからといって自然に上達するものではありません。
自己流のまま続けていると、磨き残しがトラブルの原因になります。
フロスや歯間ブラシを取り入れて、プロからのアドバイスをヒントにすれば、きっと毎日の歯磨きがもっと効果的になります。
三軒茶屋で「正しい歯磨きやセルフケア」を知りたい方は、ぜひ曽我歯科医院三軒茶屋にご相談ください。

曽我達彦 院長

この記事の執筆・監修

曽我歯科医院三軒茶屋
院長 曽我 達彦(そが たつひこ)

日本大学松戸歯学部卒業。
東京歯科大学千葉病院にて歯科臨床研修医修了後、大手医療法人グループに勤務(分院長・理事を歴任)。
2006年に「曽我歯科医院三軒茶屋」を開院。
予防歯科・一般歯科・審美歯科・インプラント治療を4軸に、地域に根ざした包括的診療を行っている。

所属学会:
・日本口腔インプラント学会
・日本顎咬合学会

投稿者: 曽我歯科医院三軒茶屋

2025.09.02更新

平日はお仕事や学校で忙しく、なかなか歯医者に通えないという方も多いのではないでしょうか。
当院は2006年に三軒茶屋で開院し、今年で19年目を迎えました。開院以来、地域の皆さまの利便性を第一に考え、土日も診療を続けています。

 

平日だけでなく週末も診療していることで、
・忙しい社会人の方
・平日は習い事や学校があるお子さま
・ご家族そろって通院したい方
にとっても、安心してご利用いただける体制を整えています。

 


幅広い診療内容で「かかりつけ歯科医院」としてサポート
当院では一般的な虫歯治療や歯周病治療はもちろん、
インプラント治療(しっかり噛める喜びを取り戻すために)
審美歯科(セラミック治療・ホワイトニングなど)
定期メンテナンス(お口の健康維持のためのクリーニング)
といった幅広い診療を行っています。地域に根ざした**「かかりつけ医」**として、皆さまのライフスタイルに合わせた通いやすい歯科医院を目指しています。

 


三軒茶屋で土日診療の歯科医院をお探しなら
「平日は通えないから、歯の治療をつい後回しにしてしまう…」そんな方こそ、ぜひ当院にご相談ください。三軒茶屋駅から通いやすい立地で、土日も診療しています。
お口の健康を守るために、虫歯治療からインプラント、審美治療、定期的なメンテナンスまでトータルにサポートいたします。

曽我達彦 院長

この記事の執筆・監修

曽我歯科医院三軒茶屋
院長 曽我 達彦(そが たつひこ)

日本大学松戸歯学部卒業。
東京歯科大学千葉病院にて歯科臨床研修医修了後、大手医療法人グループに勤務(分院長・理事を歴任)。
2006年に「曽我歯科医院三軒茶屋」を開院。
予防歯科・一般歯科・審美歯科・インプラント治療を4軸に、地域に根ざした包括的診療を行っている。

所属学会:
・日本口腔インプラント学会
・日本顎咬合学会

投稿者: 曽我歯科医院三軒茶屋

2025.08.31更新

インプラント治療は「第二の永久歯」とも呼ばれる大切な治療です。長期的に快適に使っていくためには、信頼できる歯科医院選びが欠かせません。ここでは、三軒茶屋でインプラント治療を検討している方に向けて、歯医者選びのポイントをご紹介します。


1. 通いやすさとアフターフォロー体制
インプラントは手術をして終わりではなく、その後のメンテナンスが非常に重要です。実際に当院にも、遠方でインプラントを入れたものの通院が続かず、メンテナンス先を探して来院される患者さんが多くいらっしゃいます。

定期的なチェックやクリーニングを受けられないとトラブルの原因にもなるため、無理なく通える三軒茶屋周辺の歯科医院を選ぶことが大切です。

 

2. 担当医が変わらない安心感
インプラント治療は、カウンセリング・オペ・メンテナンスまで一貫して同じ歯科医師が担当するかどうかで安心感が変わります。
当院では、院長がすべてのプロセスを直接対応しています。治療の経過をよく理解している担当医がずっと見守ることで、不安や疑問があっても気軽に相談できる環境を整えています。

担当医が変わらない

 

3. メンテナンス体制について
三軒茶屋には多くの歯科医院がありますが、インプラントは特に専門性の高い分野です。治療後のメンテナンス体制が整っているかどうかを確認しておくと安心です。
例えば、担当医が治療のプロセスを一貫して見守ってくれるか、長期的にフォローしてくれるかどうかは、インプラントを長持ちさせるうえで重要なポイントになります。

 

まとめ
インプラント治療を受ける際は、
・通いやすい立地にあること
メンテナンスまで一貫して対応できること
・担当医が変わらず安心できること
これらのポイントを意識して歯医者を選ぶと、治療後も安心して通い続けることができます。

三軒茶屋でインプラント治療や歯科医院をお探しの方は、どうぞお気軽にご相談ください。地域に根ざした歯科医院として、皆さまのお口の健康を長くサポートしてまいります。

曽我達彦 院長

この記事の執筆・監修

曽我歯科医院三軒茶屋
院長 曽我 達彦(そが たつひこ)

日本大学松戸歯学部卒業。
東京歯科大学千葉病院にて歯科臨床研修医修了後、大手医療法人グループに勤務(分院長・理事を歴任)。
2006年に「曽我歯科医院三軒茶屋」を開院。
予防歯科・一般歯科・審美歯科・インプラント治療を4軸に、地域に根ざした包括的診療を行っている。

所属学会:
・日本口腔インプラント学会
・日本顎咬合学会

投稿者: 曽我歯科医院三軒茶屋

2025.08.30更新

「電動歯ブラシにすれば完璧?」…実はそうとも限りません
今では多くの方が電動歯ブラシを使っています。
「手磨きよりもしっかり磨けるの?」と気になる方も多いですが、実際にはそれぞれにメリットがあり、上手に使い分けるのが理想的です。

 

電動歯ブラシのメリットと注意点
・効率的に汚れを落とせる
 振動や回転のパワーで、短時間で歯の表面がつるつるになりやすい。
・一定のリズムで磨ける
 力加減や動きが安定するので、手磨きが苦手な方にも安心。
・正しい使い方が必要
 ゴシゴシ動かす必要はなく、軽く歯に当てるだけで十分。

 

手磨きのメリットと注意点
・どこでも手軽に使える
 職場や外出先のランチ後などでもすぐに磨ける。
・細かく動かせる
 奥歯の裏や細かい部分は自分の感覚で調整できる。
・自己流になりやすい
 長年の癖で磨き残しが出やすい。

 

歯科医の体験談:25年以上の電動ブラシ使用経験から
私は25年以上、電動歯ブラシを使っています。
初めて使ったときは「歯がこんなにつるつるになるのか」と驚いたのを今でも覚えています。
ただし、生活の中ですべてを電動にしているわけではありません。

 

朝晩は自宅で電動ブラシを使用 → 短時間でも安定してツルツルの仕上がりになる
ランチの後は仕事場で手磨き → 手軽にリフレッシュできる

 

このように、シーンによって使い分けるスタイルが現実的で続けやすいと感じています。

 

曽我歯科医院三軒茶屋のおすすめスタイル
曽我歯科医院三軒茶屋では、患者さんに「どちらが正しいか」を一方的に決めるのではなく、ライフスタイルに合わせたセルフケアをご提案しています。
・自宅では電動ブラシで効率的に
・外出先では手磨きで手軽に
・そしてフロスや歯間ブラシを併用
このような組み合わせも磨き残しを減らすひとつのやり方ではないでしょうか。


まとめ
電動歯ブラシも手磨きも、それぞれの良さがあります。
大切なのは「どちらか一方に決める」ことではなく、シーンに応じて使い分けること。
三軒茶屋で電動歯ブラシやセルフケアについて相談したい方は、ぜひ曽我歯科医院三軒茶屋にご相談ください。

曽我達彦 院長

この記事の執筆・監修

曽我歯科医院三軒茶屋
院長 曽我 達彦(そが たつひこ)

日本大学松戸歯学部卒業。
東京歯科大学千葉病院にて歯科臨床研修医修了後、大手医療法人グループに勤務(分院長・理事を歴任)。
2006年に「曽我歯科医院三軒茶屋」を開院。
予防歯科・一般歯科・審美歯科・インプラント治療を4軸に、地域に根ざした包括的診療を行っている。

所属学会:
・日本口腔インプラント学会
・日本顎咬合学会

投稿者: 曽我歯科医院三軒茶屋

2025.08.29更新

インプラント治療と聞くと、「歯を1本失ったら、インプラントも1本必要」と思われる方が多いのではないでしょうか。
しかし実際には、必ずしも失った歯の本数分のインプラントを埋め込む必要はありません。

インプラントとブリッジの組み合わせ
インプラントは「人工の歯の根」として骨と強固に結合します。
その特性を活かし、複数の人工歯をインプラントで支えるブリッジ形式の治療が可能です。
たとえば奥歯を3本まとめて失った場合。
「3本失ったから3本のインプラントが必要」と考えがちですが、両端に2本のインプラントを埋入し、その上に3本分の人工歯を固定できるケースもあります。

 

3本のインプラントで治療した場合
インプラント3本

インプラントブリッジにした場合

インプラント2本

 

ブリッジにすることにより

・外科処置の負担を軽減できる
・治療費を抑えられる可能性がある
といったメリットが得られる場合があります。

 

インプラントの本数はお口の状況やご相談で決まります
実際に必要となるインプラントの本数は、顎の骨の状態・噛み合わせ・残っている歯の位置などによって変わります。
さらに、治療方法を選ぶ際には患者さまのご希望やライフスタイルも考慮する必要があります。
つまり、「歯を失った本数=インプラント本数」という単純な関係ではなく、お口の状況と患者さまとのご相談を踏まえて総合的に判断することが大切です。
曽我歯科医院三軒茶屋では、歯科用CTを用いた精密な検査と丁寧なカウンセリングを行い、安心して治療を進めていただけるようサポートしています。

 

曽我歯科医院三軒茶屋の取り組み
曽我歯科医院三軒茶屋の歯科医師は、20年以上にわたりインプラント治療に取り組んできました。
また、当院は開院19年目を迎え、地域に根ざした診療と豊富な臨床経験をもとに、確かなインプラント治療をご提供しています。
治療にあたっては「本数を減らすこと」自体が目的ではなく、
・長期的に安定すること
・快適に噛めること
・生活背景に合った治療であること
を重視し、最も適切なプランをご提案しています。

 

まとめ
インプラント治療は、必ずしも失った歯の本数分が必要ではありません。
骨の状態や噛み合わせ、そして患者さまのご希望を踏まえて総合的に判断し、最も適切な治療方法を選ぶことが重要です。
「三軒茶屋でインプラント治療を検討しているが、本数や費用が不安」という方は、ぜひ一度ご相談ください。
曽我歯科医院三軒茶屋では、CTによる精密な検査と丁寧なカウンセリングを通じて、安心できるインプラント治療をご提供しています。

曽我達彦 院長

この記事の執筆・監修

曽我歯科医院三軒茶屋
院長 曽我 達彦(そが たつひこ)

日本大学松戸歯学部卒業。
東京歯科大学千葉病院にて歯科臨床研修医修了後、大手医療法人グループに勤務(分院長・理事を歴任)。
2006年に「曽我歯科医院三軒茶屋」を開院。
予防歯科・一般歯科・審美歯科・インプラント治療を4軸に、地域に根ざした包括的診療を行っている。

所属学会:
・日本口腔インプラント学会
・日本顎咬合学会

投稿者: 曽我歯科医院三軒茶屋

2025.08.28更新

「親が歯周病だと子どももなりやすいの?」
患者さんからよくいただく質問のひとつに「虫歯や歯周病は遺伝しますか?」というものがあります。
結論からいうと、病気そのものが遺伝するわけではありません。ただし、虫歯と歯周病では「遺伝の関与度」が異なり、歯周病の方が遺伝要素が強いと考えられています。


虫歯と遺伝の関係
エナメル質の強さや歯の形などは遺伝の影響を受けます。
唾液の性質(再石灰化の力、酸を中和する力)も人によって差があります。
ただし、虫歯は主に食生活や歯磨き習慣など生活環境の影響が大きい病気です。
親子で似た傾向が出るのは、食習慣や歯磨き習慣が似ていることも大きな要因です。


歯周病と遺伝の関係
歯周病は免疫反応や炎症への感受性など、体質的な要素が関係します。
歯周病菌そのものに対する抵抗力や炎症の進みやすさは、遺伝的な影響が比較的大きいとされています。
特に「侵襲性歯周炎(若年性歯周炎)」は家族内で発症が見られることがあり、歯周病は親子で似やすい病気といえるでしょう。


遺伝よりも大きな生活習慣の影響
ただし、遺伝的に歯周病になりやすい体質があっても、毎日のケアで進行を防ぐことが可能です。
・毎日の正しい歯磨き
・フロスや歯間ブラシの習慣化
・禁煙(喫煙は歯周病リスクを高めます)
・定期的な歯科検診・クリーニング
これらを実践することで、遺伝的リスクを大きく減らすことができます。


まとめ
虫歯は生活習慣の影響が大きい
歯周病は遺伝的要素が強く関与する病気
しかし、どちらも予防習慣でコントロールできる
三軒茶屋で歯周病や虫歯の予防に取り組みたい方は、ぜひ曽我歯科医院三軒茶屋にご相談ください。

曽我達彦 院長

この記事の執筆・監修

曽我歯科医院三軒茶屋
院長 曽我 達彦(そが たつひこ)

日本大学松戸歯学部卒業。
東京歯科大学千葉病院にて歯科臨床研修医修了後、大手医療法人グループに勤務(分院長・理事を歴任)。
2006年に「曽我歯科医院三軒茶屋」を開院。
予防歯科・一般歯科・審美歯科・インプラント治療を4軸に、地域に根ざした包括的診療を行っている。

所属学会:
・日本口腔インプラント学会
・日本顎咬合学会

投稿者: 曽我歯科医院三軒茶屋

2025.08.27更新

三軒茶屋の歯科医院が解説する歯科インプラントの進化
「インプラント」という言葉は今では一般的になりましたが、その歴史は意外と長く、さまざまな素材が試されてきました。現在ではチタン製インプラントが世界中でスタンダードとなっています。その理由を、歴史をたどりながら解説します。


古代文明のインプラント
紀元前のマヤ文明では、貝殻や石を歯に埋め込んだ痕跡が見つかっています。審美的な意味合いが強かったと考えられています。


近代ヨーロッパの試み
18〜19世紀には、金・銀・象牙などを歯の代わりに埋め込む実験が行われましたが、長期間安定して機能することはありませんでした。


チタンインプラントの誕生
1952年、スウェーデンのブローネマルク教授が、チタンと骨が強固に結合する現象(オッセオインテグレーション)を偶然発見しました。
これにより、チタンは生体に馴染み、骨と一体化する唯一無二の金属であることが判明しました。


なぜチタンが選ばれ続けているのか
・生体親和性が高い
 アレルギー反応が少なく、体にとって異物として拒絶されにくい。
・骨と結合する(オッセオインテグレーション)
 長期間安定して噛む力を支えられる。
・強度と軽さのバランス
 丈夫で折れにくく、日常生活で違和感を感じにくい。
・長期実績がある
 半世紀以上の臨床データがあり、信頼性が確立している。

 

現代のインプラント治療
現在、世界中のインプラントメーカーは基本的にチタンを採用しています。
さらに、表面処理技術の進化により、骨との結合スピードが速くなり、治療期間も短縮されてきました。
三軒茶屋の曽我歯科医院でも、長期安定性と安全性を重視してチタン製インプラントを使用しています。


まとめ
インプラントの歴史は「試行錯誤の繰り返し」でした。貝殻や象牙から始まり、最終的に選ばれたのはチタン。
理由はシンプルで、「体に馴染み、長持ちするから」です。
当院の歯科医師はインプラント治療に20年以上の経験があります。安心してインプラント治療を受けたい方は、ぜひ三軒茶屋の曽我歯科医院三軒茶屋までご相談ください。

曽我達彦 院長

この記事の執筆・監修

曽我歯科医院三軒茶屋
院長 曽我 達彦(そが たつひこ)

日本大学松戸歯学部卒業。
東京歯科大学千葉病院にて歯科臨床研修医修了後、大手医療法人グループに勤務(分院長・理事を歴任)。
2006年に「曽我歯科医院三軒茶屋」を開院。
予防歯科・一般歯科・審美歯科・インプラント治療を4軸に、地域に根ざした包括的診療を行っている。

所属学会:
・日本口腔インプラント学会
・日本顎咬合学会

投稿者: 曽我歯科医院三軒茶屋

2025.08.26更新

みなさんは「お歯黒(おはぐろ)」をご存じでしょうか?
平安時代から江戸時代にかけて、特に女性が歯を黒く染める風習がありました。現代の美意識からすると少し驚きますが、当時は美しさや身分の象徴とされていたのです。


お歯黒の目的と効果
・美の基準
 白い顔と黒い歯のコントラストが「美しい」と考えられていました。
・既婚女性の証
 結婚後の女性や貴族にとって、社会的ステータスを示す意味もありました。
・むし歯予防の効果も?
 お歯黒に使われた成分(酢と鉄)が歯の表面をコーティングし、細菌の増殖を抑える働きがあったといわれています。まさに昔ながらの「歯の保護法」だったのです。

 

現代の歯科治療との違い
現代では歯を黒くする必要はありませんが、歯を守る発想は同じです。
・お歯黒 → 歯を守るための“伝統的コーティング”
・フッ素塗布 → 現代の科学的なむし歯予防
どちらも「歯を長持ちさせたい」という共通の願いから生まれた方法だといえるでしょう。

 

歯を美しく保つ現代の方法
三軒茶屋の曽我歯科医院では、以下のような現代的ケアをおすすめしています:

ホワイトニング:歯を白く美しく見せる最新技術
・フッ素塗布:むし歯予防のスタンダード
定期クリーニング:歯石や着色を除去し清潔に保つ

 

まとめ
お歯黒は見た目の美しさだけでなく、歯を守る役割も持っていた歴史的な知恵でした。
現代の歯科治療は科学的に進化し、もっと快適で安全に歯を守れるようになっています。
もし「歯を美しく健康に保ちたい」と思ったら、ぜひ三軒茶屋の歯科、曽我歯科医院三軒茶屋までお気軽にご相談ください。

曽我達彦 院長

この記事の執筆・監修

曽我歯科医院三軒茶屋
院長 曽我 達彦(そが たつひこ)

日本大学松戸歯学部卒業。
東京歯科大学千葉病院にて歯科臨床研修医修了後、大手医療法人グループに勤務(分院長・理事を歴任)。
2006年に「曽我歯科医院三軒茶屋」を開院。
予防歯科・一般歯科・審美歯科・インプラント治療を4軸に、地域に根ざした包括的診療を行っている。

所属学会:
・日本口腔インプラント学会
・日本顎咬合学会

投稿者: 曽我歯科医院三軒茶屋

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