一つひとつの治療に真摯に向き合いたい

10年先も見据えた治療を

2025.08.19更新

1. 奥歯は「かむ力」を支える要の歯
奥歯は食べ物をすりつぶす役割を担い、前歯に比べて大きなかむ力を受け止めています。
この奥歯を失ったままにすると、残っている歯に過剰な力がかかり、全体のバランスが崩れてしまいます。


2. 欠損を放置すると起こる問題
奥歯がない状態を放置すると、次のようなトラブルが起こります。
・他の歯の負担増加
 本来は奥歯で受ける力を前歯や反対側の歯が代わりに受けるため、摩耗や歯の破折のリスクが高まります。
・かみ合わせの崩れ
 失った歯の両隣が倒れてきたり、かみ合う歯が伸びてきて噛み合わせが不安定になります。
・咀嚼力の低下
 硬い食べ物をかみにくくなり、消化器への負担や栄養バランスの乱れにつながります。
・見た目や発音への影響
 歯が移動することで歯列や口元の形が変わり、発音が不明瞭になることもあります。

3. 奥歯を失った場合の治療法
インプラント:骨に人工歯根を埋め込み、天然の歯に近い機能を回復できます。
ブリッジ:両隣の歯を削って橋渡しする人工歯を装着します。
入れ歯:比較的短期間で治療できる方法です。
患者さんの口腔内の状態やご希望に合わせて選択肢をご提案します。

4. まとめ
奥歯の欠損を「1本くらい大丈夫」と思って放置すると、他の歯やかみ合わせに大きな負担がかかり、さらに歯を失うリスクを高めます。
曽我歯科医院三軒茶屋では、インプラント・ブリッジ・入れ歯まで幅広く対応し、患者さまに合った治療を一緒に考えます。


投稿者: 曽我歯科医院三軒茶屋

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