一つひとつの治療に真摯に向き合いたい

10年先も見据えた治療を

2025.08.16更新

1. インレーやクラウンが外れる原因
三軒茶屋の歯科医院、曽我歯科医院三軒茶屋です。当院にも、「銀歯やセラミックが外れてしまった」というご相談はよくあります。
外れる主な原因は以下の通りです。


接着剤(セメント)の劣化
中の歯の虫歯
歯ぎしりや噛み合わせの変化
詰め物や被せ物の経年劣化


2. 放置すると起こるトラブル
外れた状態を放置すると、次のようなリスクがあります。
虫歯の急速な進行:外れた部分は露出した象牙質やセメント残渣があり、非常に虫歯になりやすい環境です。
歯の破折:保護されていない歯は、噛む力で割れやすくなります。
噛み合わせの崩れ:外れたまま食事を続けると、隣の歯が倒れたり、噛み合う歯が伸びてきます。
治療の難易度アップ:再接着だけで済んだはずが、神経の治療や抜歯が必要になる場合もあります。


3. 外れたときの正しい対応
外れたインレー・クラウンは捨てずに保管する
可能であれば乾燥を避け、清潔な袋や容器に入れる
すぐに歯科医院へ連絡し、来院予約を取る
自己判断で瞬間接着剤などを使わない


4. まとめ
インレーやクラウンの脱離は「痛みがないから」と後回しにされがちですが、放置すると歯の寿命を大きく縮めます。
曽我歯科医院三軒茶屋では、外れた詰め物・被せ物の再装着や作り直し、原因除去までトータルで対応しています。
外れたまま放置せず、早めのご相談をおすすめします。

 

曽我達彦 院長

この記事の執筆・監修

曽我歯科医院三軒茶屋
院長 曽我 達彦(そが たつひこ)

日本大学松戸歯学部卒業。
東京歯科大学千葉病院にて歯科臨床研修医修了後、大手医療法人グループに勤務(分院長・理事を歴任)。
2006年に「曽我歯科医院三軒茶屋」を開院。
予防歯科・一般歯科・審美歯科・インプラント治療を4軸に、地域に根ざした包括的診療を行っている。

所属学会:
・日本口腔インプラント学会
・日本顎咬合学会

投稿者: 曽我歯科医院三軒茶屋

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