通院中の患者さんへ

歯が痛い・しみるという方

仮歯が痛い・仮ふたが痛い

治療中の仮詰め、仮歯は非常に敏感になりますので、
● 噛み合わせの違和感がある
● 冷たいもの甘いものがしみる
● 硬いものをかむと痛む
など不快症状が生じることがあります。
(特に歯の長持ちを考えて、神経を残している場合は特に敏感になります。)

本番の歯を装着し、しばらくすると慣れてくることがほとんどですが、違和感や、痛みが強く、ご不便が大きいときは我慢せず、ご連絡ください。

 

まだ治療していない歯がしみる
冷たいもの/あったかいものにしみる

温度刺激が神経まで伝わり、症状が現れている可能性があります。

虫歯でしみている可能性と知覚過敏(虫歯でなくて歯がしみる)の可能性があります。

詳しい診査が必要です。

 

甘い物にしみる

甘味痛は浸透圧の差で歯の神経が刺激されています。

虫歯でしみている可能性と知覚過敏(虫歯でなくて歯がしみる)の可能性があります。

詳しい診査が必要です。

 

いつもしみて食事ができない

食事ができないほどの強いしみは経過観察せずに早めに診査をし、原因に対する治療をお勧めいたします。

強いしみる症状を我慢すると歯の神経がダメージをうけることがあります。

神経まで大きなダメージが進むと歯のしみが止まりますが、歯の神経が壊死することがあります。

 

治療後なのにしみる

歯の長持ちを考え、神経を残して治療した場合、一過性にしみやすくなります。

極端に冷たいものや熱いもの、硬いものを控えていただき、安静にしていただけますと、徐々に気にならなくなってきます。

症状が強い場合はご連絡ください。

保険・自費治療について

自費治療にするか、保険診療にするか悩んでいる
歯科治療の特長は、治療後、何年もお口の中に入るということです。

長い目でみて、耐久性、見た目、他の歯の保護、全身の健康などをお考えになり、治療方法についてはご検討ください。

自費診療と保険診療の大差がない場合もあれば、大きく差がでることもあります。

ご不明な点がありましたら、お気軽にご相談ください。

 

ネットで調べると他院と差がある
自費治療費は何を重視するかによって治療費に差がでるかもしれません。

適合の精度や色調の調整等を細かくすると作業工程も複雑になります。

こういった場合は極端に安価な治療費は難しいかもしれません。

当院では耐久性、審美性などを重視し、歯を臓器の一つとして治療する上での適正な治療費をご提案させていただいております。

 

自費治療費の相場が知りたい
全国一律の治療費の保険診療と異なり、自費治療(自由診療)は医療機関ごとに治療費が設定されています。

治療の費用は使用する材料費、技術料や地域性なども加味されたものとなります。

 

妊娠中・授乳中の歯科治療について

不妊治療中の方
不妊治療中の方は必ず事前に申し出てください。また、歯科治療をすることを産婦人科の先生にお伝えください。治療する内容、時期については産婦人科の先生のご意見を参考にご相談させていただきます。また、歯科治療はお薬などを処方する可能性があります。歯科治療を受けている期間中は経過についてお知らせください。

 

妊娠中の方
妊娠中の方は必ず事前に申し出てください。また、歯科治療をすることを産婦人科の先生にお伝えください。基本的に歯科治療は妊娠初期、後期は避け、安定期に行います。安定期には虫歯であれ、歯肉炎であれ積極的に治療することをお勧めいたします。

 

妊娠の可能性がある方
妊娠の可能性がある場合は必ず事前に申し出てください。

妊娠の可能性がある方は基本的には妊娠中の方に準じた治療内容となります。

 

授乳中の方

授乳中の方は必ず事前に申し出てください。

基本的に授乳中のため、歯科治療ができないということはありません。

 

レントゲン撮影について
歯科の場合、直接おなかにX線があたるということはありません。防護エプロンをつけ、腹部を遮蔽しますので、お腹の赤ちゃんに影響はありません。また、当院ではデジタルレントゲンによる撮影を行っております。通常のレントゲンに比較し約1/10程度の占領で撮影が可能です。それでも不安な方は遠慮なく撮影を断っていただいてもかまいません。

 

麻酔について
一般的な歯科麻酔は局部麻酔ですので、通常量の使用では母子ともに影響はありません。

リラックスして歯科処置を受けてください。

 

投薬について
原則として、妊娠中の患者様に投薬は行いません。

ただし、痛みがひどいなど、我慢することが逆にお腹の赤ちゃんに悪影響を与えることがあるときなどは、産婦人科の先生と相談した上で投薬することもあります。

 

授乳中の麻酔

一般的な歯科麻酔は局部麻酔ですので、通常量の使用では母子ともに影響はありません。リラックスして歯科処置を受けてください。それでも不安な方は麻酔を行わない範囲での治療にとどめ、授乳が終わってから、治療を再開することも選択肢となります。

 

授乳中の投薬
やむを得ず投薬をする場合は授乳に影響が少ない薬剤を選択します。

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